
*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
和装の際、着物に合わせる小物にも悩むもの。特にバッグは、場所や使用目的によって変える必要がありますので、ぴったりの物を探すのはなかなか大変です。そんな時はこちらの東袋をお勧めいたします。
龍村裂を全面に使用し、巾着袋よりも形が四角く成形されたスマートなデザインですので、手軽さの中にも高級感のあるデザインになっております。開口部は竹を合せることで閉まる作りになっております。留め具が竹でできていますので、和装に合わせて、金属を持ちたくないという方にお勧めです。
中には小さなポケットがついておりますので、鍵や小銭入れなどを収納可能。とってもコンパクトですが、文庫本や二折札入、ハンカチなどを入れてもまだスペースがございます。マチがたためる作りになっておりますので、サブバックとして、お使い後は小さく丸めてバッグの中に入れることも可能。
小ぶりでかわいらしい東袋は、必要最低限の荷物ですっきりと出かけたいときに便利なアイテムです。
文様説明
鴛鴦唐草文錦(おしどりからくさもんにしき)

原本の錦裂は、大幡の突端の装飾として花形にたたれて用いられた緯錦であり、波行する唐草の円輪と、その中に蓮花座上に花茎をくわえて向い合う二羽の鴛鴦が、織り出されています。
地には赤の、唐草には緑・藍・黄・白・赤の彩緯を用い、輪郭を藍で括っています。鴛鴦は頭部が緑・白・藍・黄、胸が緑・白・藍・紫、尾羽が緑・白・藍・紫・黄、腹部が浅緑で、多彩華麗な錦であります。
文様構成の見事さ、美しい配色と織技の精巧さは、正倉院宝庫にある数多い錦裂の中でも優秀なる作品といえましょう。
本品は、原品の華麗さをそのままに、織法を経錦にかえて織り出したものであります。