
*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
1年の厄を払い、福をもたらす願いを込めた龍村美術織物の干支人形。干支「卯」の木目込み人形は、可愛らしいフォルムが人気です。人形の表面部分には、新柄「波兎雪輪文」と「葡萄唐草文錦」「ゴールドメロン」「菊もみ」を使用し、縁起の良いデザインに仕上げました。新年を迎えるに当たり、幸福をもたらす象徴である干支「卯」木目込み人形を、ぜひお手元でお飾り下さい。
文様説明
胴飾:スウェーデン花兎(すうぇーでんはなうさぎ)
北欧では長い冬をあたたかく過ごすため、テキスタイルが生活に溶け込み、暮らしを豊かに彩ってきました。スウェーデンの西海岸、ボーフス州を中心に中世から続く伝統工芸「フィン織」の柄に範を求めて制作しました。花々の間、野原に遊ぶ兎の姿が心待ちにした春を象徴し、幸せを願う喜びの文様として経錦で織り成しました。
首まわり:ゴールドメロン
自然の恵みが育む果樹などの表皮は、豊かにしてさまざまな表情をあらわし、創作の美をあたえてくれます。 この文様は人間の感性からは生まれないメロンの表皮に範を求め、美しく精成された文様美に創意を加え雅趣ある錦として織り成したものです。
顔・身体:葡萄唐草文錦(ぶどうからくさもんにしき)
原品は、地を紫、文様を黄であらわす二色の緯錦です。 文様は、四方に尖頭を出す複合四弁の唐花を中央におき、その周囲に八花形に蔓をめぐらし、蔓の先には葉、果実、捲き蔓をおのおのシンメトリックに配しています。蔓はまことに見事な孤線を描き、複雑な構造ながら美しくまとまって、葡萄唐草の意匠に対する高度な図案化がうかがわれます。正倉院宝庫に数多く在る葡萄唐草文様のうちで、最も優美な感を与える作品は、この錦でありましょう。
耳:菊もみ(きくもみ)
本阿弥光悦は、日本の文化が最も豪華に花咲いた桃山時代に於ける、美術工芸の独創的な天才であり、あらゆる分野の芸術に新しい局面を開いています。 その中の一つ、京都鷹ヶ峰の光悦寺にある彼の紙の芸術に、「大菊もみ」というもみ紙があります。その文様の華麗を、抽象的・立体的に捉えて織物にうつしたものが、此の裂地であります。