コレクション:
文様特集
グァテマラの鶏(ぐぁてまらのとり)
マヤ文明(紀元前三世紀~十五世紀)が栄えた地として有名なグァテマラ(中央アメリカ北西部の共和国)では、先住民族が儀式用にもちいる華やかな衣裳ウィピール(女性が着る貫頭衣)が多く伝わっていて、それらは各村によって織技・文様が異なり多種多様であります。そのウィピールに施された意匠に範を求めたものです。
幾何学的に簡略化された鶏文様と格子文様を石畳状に文様構成し、グァテマラ先住民の独創的な意匠の趣を、経錦の織技をもちいて織り成しました。