コレクション:
文様特集
果葉吉猿文(かようきちえんもん)
優れた漆工芸の美術品が数多く生まれた、十八~十九世紀の衣裳箱の図柄に範を求めたものです。様式化された葡萄の実や葉、弧を描き連鎖する枝振りの中に遊戯する猿の姿を文様構成し、繊細な中に素朴な味わいある螺鈿の風趣を経錦にて織り成しました。