*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
夏の暑さを和らげ、扇ぐ姿も涼やかに見せる夏扇子。薄手の紗の裂地をしっかりとした25間の骨組みに合わせて仕立てて頂いたのは扇子の名門、伊場仙さん。伊場仙さんは、天正18年(1590年)創業の扇子とうちわの老舗で、徳川家康とともに江戸に上った、浜松商人・伊馬屋勘左衛門によって創業されました。創業当時は江戸日本橋堀江町にて、和紙、竹細工を扱い、江戸後期よりうちわ浮世絵を扱い始め、初代豊国、国芳、広重などの版元として「伊場仙」の名を広めました。日本の老舗二社の技術を合わせた扇子は軽いのにしっかりと丈夫ですので、長くお使いいただけます。また共裂でお作りした専用の扇子入も付属しております。
【 紗(しゃ)について 】
織り目が粗く透け感がある生地です。涼しげで夏のご使用に適しています。
文様説明
二重蔓牡丹文(ふたえづるぼたんもん)
牡丹唐草は唐草文様の中心的存在で、名物裂の半分以上を占めるともいわれています。
牡丹の花の大きさによって、大牡丹、中牡丹、小牡丹に分けられ、また唐草の茎の線が一本か、二本かによって、一重蔓、二重蔓と呼ばれています。原品はそのなかの二重蔓中牡丹の金襴で織られたものですが、本品は綟り組織を用いて軽微な薄織物として織り成したのもであります。