詳細情報
お客様レビュー
商品説明
二折札入はそのスマートな形状、利便性からファンが多いアイテム。シンプルな皮を使用したデザインが多い中で、龍村裂を使用した華やかで色鮮やかな口金付二折札入は存在感抜群です。最大の特徴は、がまぐちの小銭入れがついていること。手になじむ平型の金具で、開けるときは柔らかく、閉まる時はしっかりと開閉が可能です。小銭入れが独立しておりますので、札入れを開くことなく小銭を取り出せます。擦れやすい角や裏地に軽くてしなやかな牛革を使用しております。口が大きく開く小銭入れがあり、札入部位が1か所あります。またカード入れが3つ付いていますので、必要最低限のカードですっきりとお使いいただけます。時を経て自分好みになじんでいく小物は、長くご愛用いただく事でその輝きをより増していきます。
文様説明
壬生寺裂(みぶでらぎれ)
京の名刹壬生寺に今に伝わる壬生狂言は、正安二年(一三〇〇)三月、円覚上人によって創められたといわれます。爾来この狂言に用いられる衣装は、世々善男善女の寄進する衣裳があてられていました。
鳳凰を向いあわせて丸文にし桐花をその四方におき、立湧式の中に配した格調あるこの裂は、嘉永三年(一八五〇)に大阪屋安二郎外八名の信仰あつき人々の寄進になるもので、狂言衣裳に使用されていた壬生寺裂の一つであります。
本品は、この歴史と信仰をもつ壬生寺裂の文様を、正確に縮小し、組織を経錦として製作したものであります。