コレクション: 文様特集 アルチの牛(あるちのうし)

西チベットのラダック地方にある、アルチ僧院(11~13C)はチベット仏教の祖、リンチェン・サンポの創建に成るとされています。また、それは初期僧院群の特色を成し、建築から彫刻壁画に至るまでチベット全土において、最古にして最高のものが数多く遺されています。 この文様はそれらに見られる百面を超える天井板に範をとり、運気を伴う牛と、万福を意味する幾何文との構成にてまとめ、吉祥の錦として経錦にて織り成しました。
  • 古帛紗 アルチの牛
  • 出帛紗 アルチの牛