コレクション: 文様特集 孝子祥龍文(こうししょうりゅうもん)

龍は古代中国では、紀元前1,000年頃、殷の時代には既に描かれており、天子の文様とされてきました。この柄は、紀元前500年頃北魏時代の洛陽にて出土した「孝子伝図」をモチーフにデザインしています。飛翔する変幻自在な霊力を有する龍の姿を中心に、大地には樹木と孝行を尽くす親子の様子を、天には風、雨、雷を操る神獣達の姿を描き、福を招き、風雅な趣のある作品に仕上げました。