コレクション: 文様特集 吉甲珠文錦(きっこうしゅもんにしき)

漢時代(B.C206~A.D220)から文字を織り込んだ錦は多々ありますが、これは隋・唐時代(A.D581~907)の緯錦に見られるものを基にしたものです。 トルファンアスターナから出土した緯錦によるもので「王」の文字を他の「吉」の文字といれかえ、経錦の織技を生かし地にも変化をつけて雅趣ある錦とし、吉祥裂として制作したものです。