コレクション:
文様特集
波兎雪輪文(なみうさぎゆきわもん)
海を渡り東アジアから伝来した磁器の意匠は、日本ならではの感性を映して時代とともに独自の文様へと変化してゆきました。
その中でも、果てることなく打ち寄せる波に永遠の幸せを願う青海波文様をアレンジし、兎が見え隠れする楽しい意匠を制作しました。
兎の長い耳は福を招くと言われ、波間の一部に忍ばせた雪輪文様は五穀の精を意味します。
兎の愛らしさと相まって、遊び心のあるデザインを経錦として織り成しました。