*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
女性用の茶扇子入れです。どの柄をお選びいただきましても、十分な存在感を放ちます。着物の女性にとっては必需品ともいえる和装小物のひとつ。「人とはひと味違う趣ある一品」をお求めの方に最適です。季節によって柄を変えていただくと、その方のセンスと個性を感じさせます。数寄袋や懐紙入、古帛紗や楊枝入など、同一柄でトータルコーディネートするのもおすすめです。また、大切なペンや万年筆などの収納に使用されるのもお洒落です。
文様説明
鴛鴦唐草文錦(おしどりからくさもんにしき)
原本の錦裂は、大幡の突端の装飾として花形にたたれて用いられた緯錦であり、波行する唐草の円輪と、その中に蓮花座上に花茎をくわえて向い合う二羽の鴛鴦が、織り出されています。
地には赤の、唐草には緑・藍・黄・白・赤の彩緯を用い、輪郭を藍で括っています。鴛鴦は頭部が緑・白・藍・黄、胸が緑・白・藍・紫、尾羽が緑・白・藍・紫・黄、腹部が浅緑で、多彩華麗な錦であります。
文様構成の見事さ、美しい配色と織技の精巧さは、正倉院宝庫にある数多い錦裂の中でも優秀なる作品といえましょう。
本品は、原品の華麗さをそのままに、織法を経錦にかえて織り出したものであります。