詳細情報
お客様レビュー
商品説明
茶道をたしなむ男性の方々の声にお応えし、通常販売している女性用のものよりも2.5寸長い、紳士用の扇子入れをお作りいたしました。表地は龍村裂の中でも男性に人気の柄をご用意。お茶席で一味ちがう存在感を発揮する粋なアイテムです。扇子を入れたあと蓋部分を折り返し、留め紐を巻いて爪で留めるタイプになっています。
文様説明
高山寺龍文(こうざんじりゅうもん)
京都・高山寺に伝わる名宝の一つ、南宋時代の「不空三蔵像」肖像画(重要文化財)に描かれている椅子に掛けられた法被の文様に範を求めたものです。
古来より「龍おどる所雲あり、雲ゆく所龍ひそむ」と言われ龍と雲は一体であり、その組み合わせは世に数えきれないほど存在しています。
この図柄は雲気を亀甲文様に構成し、その中央に雄勁な情緒ある団龍文を表したもので、先人たちの優れた創造力をうかがい知ることができます。重厚な気品ただよう文様を経錦の技法により織り成したものです。