詳細情報
お客様レビュー
商品説明
応接セット、ダイニングテーブルなど長めのテーブル中央に敷いていただければ、空間を彩るインテリアアイテムとして重宝する一品です。両端はとき房で、丹念に解かれた色糸がとても美しい仕立てとなっています。
使用している織物は、経錦(けいきん)と呼ばれ、糸の浮き沈みで色と文様を表す織物で、正倉院や法隆寺などが所蔵する古代裂に見られる織技法を用いています。
軽くかさばりませんので、海外の方への贈り物としても最適です。また桐箱もご用意しておりますので、ワンランク上のギフトとして利用して頂く事も可能です。
※この商品はオーダー品です。発送まで約2週間ほどお時間を頂戴いたします。
文様説明
鴛鴦唐草文錦(おしどりからくさもんにしき)
原本の錦裂は、大幡の突端の装飾として花形にたたれて用いられた緯錦であり、波行する唐草の円輪と、その中に蓮花座上に花茎をくわえて向い合う二羽の鴛鴦が、織り出されています。
地には赤の、唐草には緑・藍・黄・白・赤の彩緯を用い、輪郭を藍で括っています。鴛鴦は頭部が緑・白・藍・黄、胸が緑・白・藍・紫、尾羽が緑・白・藍・紫・黄、腹部が浅緑で、多彩華麗な錦であります。
文様構成の見事さ、美しい配色と織技の精巧さは、正倉院宝庫にある数多い錦裂の中でも優秀なる作品といえましょう。
本品は、原品の華麗さをそのままに、織法を経錦にかえて織り出したものであります。