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詳細情報
お客様レビュー
商品説明
茶道流派の一つ、表千家流などで使用される出帛紗です。
一越一越丁寧に織り上げた至極の錦を、帛紗に仕立てました。特別なお茶席にお使い頂きたい、最上の一品です。茶事のお供、また贈答品としてもご好評を頂いております。
【名物裂の復元について】
初代 龍村平藏は古代裂、名物裂などの復元を通じて、その第一人者として織物の地位を「芸術の域」にまで高めました。その精神は脈々と受け継がれ、現在に至っています。古の織物を原料から徹底的に研究して得た知識、あらゆる技法を知り尽くして得た技術。これらを駆使する織の総合力こそが、幾多の裂の復元を果たす上での礎となっています。
文様説明
珠光三爪龍文緞子(しゅこうみづめりゅうもんどんす)

大名物茶入 銘「松屋」はもともと松本珠報(室町時代の武士、茶人)が所持していたものが、奈良の松屋久政の所持となり「松屋肩衝」と称されるようになりました。徐煕(じょき)の白鷺図、存星(ぞんせい)の長盆とともに松屋三名物のひとつとして伝わりました。松屋から島津家にわたり、昭和3年根津嘉一郎の手に渡りました。
現実の仕覆は糸のやつれと劣化で文様も不確かでしたが、根津美術館の学芸員と龍村美術織物のスタッフによって根気よく復元されました。平織の地に絵緯(えぬき)によって三爪龍の文様がやわらかく織り出されています。