詳細情報
お客様レビュー
商品説明
木製の胴体に溝を彫り、そこに裂地の端を埋め込んで衣装を着せた「木目込み」人形。胴体が木製のため、お衣装が型崩れせず、飾りやすく、非常に取扱いやすい人形となっています。飾り付けや収納がとても簡単で、何よりもコンパクトなため小さなスペースに飾れることがポイントです。季節感を出すインテリアとして、玄関や応接室にもおすすめです。
今にも弓矢を引きそうな、威風堂々とした木目込み五月人形。龍村裂の豪華な衣装が初々しくも凛々しいお顔を引き立て、弓矢は細部まで忠実に表現されています。
狩衣は、「御軾鳳凰文錦(ぎょしきほうおうもんにしき)」を使用。袴は、高級感溢れる、金の煌めきが美しい「葡萄唐草文錦(ぶどうからくさもんにしき)」。
お子様や、お孫様の健やかな成長を願い、小さな心にいつまでも残る思い出を龍村美術織物のお人形と共に刻んでいただければ、幸いです。
※2025年5月5日(月)「こどもの日」までに人形の到着をご希望の場合は、4月24日(木)までにご注文の完了をお願い申し上げます。何卒ご了承下さい。
※人形細部および各備品について、写真と変更になる場合がございます。予め御了承下さい。
文様説明
天平狩猟文錦(てんぴょうしゅりょうもんにしき)

連珠文様の、外に葡萄唐草文様を、内には豹を射る四組の騎馬人物を出し、花樹、走る羊、走る鹿を配置する、いわゆる狩猟文様です。
この大きい円文と円文の空間には、獅子、尾長鳥を巧みに取り入れた菱形の文様が置かれています。
狩猟文様も連珠文様も、ササン朝ペルシャ特有の意匠ですが、この錦の文様は唐代にみられるササン朝ペルシャ式文様の典型的なものです。
法隆寺の狩猟文様錦に比べると、線がかなり柔らかくなり文様構成も繁雑になっており、そこに時代の推移がうかがわれます。