詳細情報
お客様レビュー
商品説明
少し長い菓子切り(楊枝)を収納する、差し込み式のケースです。楊枝はお茶の席ではなくてはならないもの。楊枝入れを用意する心遣いは、なにげない奥ゆかしさが漂い、バッグの中に入れておくと、ことのほか役に立つものです。普段から持ち歩き、お食事のときに使うと、よりいっそう振る舞いをエレガントに演出してくれます。帛紗や懐紙入、数寄屋袋などと対にし楽しむのもおすすめです。お茶席で自身をスマートに演出する、とても粋で魅力的なアイテムです。
文様説明
花鳥梅花文錦(かちょうばいかもんにしき)
日本の染織史において、法隆寺裂のあとに現れる厖大な伝世染織群が正倉院裂と云われるものです。この原品も、その中の一つで、緑地に一見梅花と思われる六弁の花を互いの目におき、その間には瓔珞の如きものと小さい可憐な鳥を配した文様で、緑、赤、浅紅、白の配色も美しい錦であります。
幡身や箱の覆、その他楽服など多くのものに用いられたのをみても奈良時代に愛用された錦の一つでありましょう。
本品は往時の趣を損なうことのないよう、気品高く味わい深い経錦の織法で織り成したものであります。