*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
茶道流派の一つ、表千家流などで使用される出帛紗です。織りの技と文様の美しさが際立つ龍村裂の帛紗。大切な茶席用には、その席に合った出帛紗をお選びください。季節感で選んでいただいたりと、それ一つでセンスと品格が現れます。数寄屋袋や懐紙入れとお揃いの柄でお持ち頂き、トータルコーディネートもお楽しみいただけます。茶事のお供、また贈答品としてもご好評を頂いております。茶道のお稽古をしている方なら、何点あっても重宝する出帛紗。装いに合わせて、またお好みに合わせて出帛紗を選べるようにプレゼントしてみてはいかがでしょうか? また、香炉の敷物など、インテリアのワンポイントとしてもご利用いただけます。
文様説明
花鳥段文錦(かちょうだんもんにしき)
この錦は大谷探検隊がトルファンのアスターナ古墓群からもたらした錦 (龍谷大学大宮図書館所蔵) に範を求めたものです。六弁の小花・草花・向かい合う二羽の鳥などの文様が段状に配され、彩りをなす紺・茶・緑の濃淡と組み合わされた構成です。この落ち着いた文様構成は、唐の大歴年間 (七六六―七七九) に連珠文や天馬文などの華美なモチーフの使用が禁止されて以降に、流行したとみなされています。原品はおそらく八世紀後半頃のものでしょう。
今回、原品の緯錦を経錦として織り成し、趣ある錦として再現いたしました。「織の美」をお手元に置いていただければ幸いと存じます。