詳細情報
お客様レビュー
商品説明
茶道流派の一つ、表千家流などで使用される出帛紗です。
一越一越丁寧に織り上げた至極の錦を、帛紗に仕立てました。特別なお茶席にお使い頂きたい、最上の一品です。茶事のお供、また贈答品としてもご好評を頂いております。
【名物裂の復元について】
初代 龍村平藏は古代裂、名物裂などの復元を通じて、その第一人者として織物の地位を「芸術の域」にまで高めました。その精神は脈々と受け継がれ、現在に至っています。古の織物を原料から徹底的に研究して得た知識、あらゆる技法を知り尽くして得た技術。これらを駆使する織の総合力こそが、幾多の裂の復元を果たす上での礎となっています。
文様説明
人物天馬文経絣(じんぶつてんばもんたてかすり)
茶入は千利休が天正15年(1587)北野大茶湯で使用したもので、関が原合戦の褒章として徳川秀忠から細川三斎が拝領。形姿、釉調ともに気品高く、なで肩で腰が大きく膨らんだ姿から三斎が「尻ふくら」と名づけました。
仕覆は人物天馬文経絣。当時新進の縞渡りの織物として珍重されたようです。天馬文や人物表現は今日でもインドネシア・スムバ島の木綿の経絣に見られる意匠ですが、この絹絣の制作地は不明です。