*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
【セット内容】
・仕立て名古屋帯 柄:即中緞子 長さ:約3m60㎝ 幅:約30㎝
・茶席バッグ 柄:御軾鳳凰文錦(赤) W28×H29(持ち手含む)×D10cm
・数寄屋袋 柄:繍花楽園文(黄) W21×H15×D3㎝
・懐紙入れ 柄:繡花楽園文(黄) W18.5×H10×D2㎝
文様説明
御軾鳳凰文錦(ぎょしきほうおうもんにしき)
原品は聖武天皇が御使用になった肘掛(軾)にはられている裂地で、葡萄唐草をめぐらした円文の中に一羽の鳳凰を織出しています。円文の中に動物を置くペルシャ式の文様構成と、中国の文様である鳳凰、そして葡萄唐草という東ローマ式の意匠とが巧みにひとつの構図をなしており、奈良時代の文化振幅を如実に物語るものといえます。文様、配色、織技のそれぞれにすぐれた緯錦です。
本品では、原品の図様を縮小し織法は経錦にして、そのもつ独得の風趣を生かした配色を工夫しました。
繍花楽園文(しゅうからくえんもん)
十七世紀イギリスの女性のたしなみの一つに「刺繍技術」がありました。その刺繍の下絵用の捺染に範を得ました。イギリスの自然主義に見られる多様な花々、苺・葡萄などの果実、その実を口にする猿や兎・鳥・栗鼠などを配し、文様構成しました。のびのびとして、楽しさに満ち溢れ、当時の人々の身近な花や動物に対する慈しみを感じることができます。
優しく、温かな思いが伝わる趣を経錦として織り成しました。




























