*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
【セット内容】
・本袋帯「正倉金華文」地色:白土
・ボックス型トートバッグ「柄:花文暈繝錦」W30.0×H30.0(持ち手含む)×D11.0cm
・皮裏名刺入れ「柄:花鳥梅花文錦(緑)」:W11.0×H7.5㎝
・ミニ巾着「柄:アステカ神宴」 W16.0×H13.0cm
・テーブルセンター「柄:葡萄唐草文錦(小紺)」 W30.0×H60.0㎝
【帯について】
・帯のお仕立て(芯入れ仕立て)をしてからの発送となります。
・お仕立て選択より、関東仕立て/関西仕立てのご選択をお願い致します。
文様説明
アステカ神宴(あすてかしんえん)
この文様は、マヤ文明のカラクムル遺跡の壁画にみられる、チョコレート精製の場面をアステカ神話の神々が祝福する姿とともに表情豊かに構成しました。
カカオの起源はメソアメリカ文明とされ、当時は大変貴重なものとして儀式につかわれたほか、通貨としても用いられていたと言われています。
チョコレートの入っている壺の一部をハートにすることで、愛情を注ぐ情景を再現しました。
画面全体に配したカカオの実は、正絹の艶を生かすことで情熱と豊かさをリズミカルに表現しています。
古代の神秘性と愛の調和を象徴する図柄として、彩り豊かな経錦にて織り成しました。
カカオの起源はメソアメリカ文明とされ、当時は大変貴重なものとして儀式につかわれたほか、通貨としても用いられていたと言われています。
チョコレートの入っている壺の一部をハートにすることで、愛情を注ぐ情景を再現しました。
画面全体に配したカカオの実は、正絹の艶を生かすことで情熱と豊かさをリズミカルに表現しています。
古代の神秘性と愛の調和を象徴する図柄として、彩り豊かな経錦にて織り成しました。
花文暈繝錦(かもんうんげんにしき)
正倉院に伝えられている暈繝(同系の色彩の濃淡の変化を、ぼかし手法ではなく段階的に区分けをして表現する技法)の錦にはいくつかありますが、この錦の原品は、樹双鳳双羊文様白綾褥(しきもの)の縁裂に用いられている緯錦であります。これを今回、経錦に織製しました。
紫、赤の縦縞に緑の四弁花、白の縦縞には紫と赤の六弁花を配し、目交文様は全面に織出され、往時の感覚をそのまま伝える華麗な暈繝錦であります。
花鳥梅花文錦(かちょうばいかもんにしき)
日本の染織史において、法隆寺裂のあとに現れる厖大な伝世染織群が正倉院裂と云われるものです。この原品も、その中の一つで、緑地に一見梅花と思われる六弁の花を互いの目におき、その間には瓔珞の如きものと小さい可憐な鳥を配した文様で、緑、赤、浅紅、白の配色も美しい錦であります。
幡身や箱の覆、その他楽服など多くのものに用いられたのをみても奈良時代に愛用された錦の一つでありましょう。
本品は往時の趣を損なうことのないよう、気品高く味わい深い経錦の織法で織り成したものであります。
葡萄唐草文錦(ぶどうからくさもんにしき)
原品は、地を紫、文様を黄であらわす二色の緯錦です。
文様は、四方に尖頭を出す複合四弁の唐花を中央におき、その周囲に八花形に蔓をめぐらし、蔓の先には葉、果実、捲き蔓をおのおのシンメトリックに配しています。蔓はまことに見事な孤線を描き、複雑な構造ながら美しくまとまって、葡萄唐草の意匠に対する高度な図案化がうかがわれます。正倉院宝庫に数多く在る葡萄唐草文様のうちで、最も優美な感を与える作品は、この錦でありましょう。


























