*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
【セット内容】
・本袋帯「日光花王錦」地色:黒
・帯締め「柄:ゴールドメロン」:色:ヒワ色 長さ:約160㎝
・ハンドバッグ「柄:菊もみ」:W29.0×H12.5×D11.5cm
・皮裏名刺入「柄:帯鈎文錦(紺)」 W11.0×H7.5cm
・裏付テーブルセンター「柄:早雲寺文台裂(銀)」 W25.0×H58.0㎝
【帯について】
・帯のお仕立て(芯入れ仕立て)をしてからの発送となります。
・お仕立て選択より、関東仕立て/関西仕立てのご選択をお願い致します。
文様説明
ゴールドメロン(ごーるどめろん)
自然の恵みが育む果樹などの表皮は、豊かにしてさまざまな表情をあらわし、創作の美をあたえてくれます。
この文様は人間の感性からは生まれないメロンの表皮に範を求め、美しく精成された文様美に創意を加え雅趣ある錦として織り成したものです。
帯鈎文錦(たいこうもんにしき)
シベリアのバイカル湖畔ノイン・ウラの匈奴遺跡から発掘された、漢代の経錦の織物を復元したものであります。
入れ違いに反復された透かし模様はきわめて抽象化された動物で、二つに分かれた長い首、渦巻状の頭、二枚の小さな羽と尾………などいろいろ想像される個性的な表現であり、文様として今後の研究課題であります。先年エルミタージュ博物館の御好意により復織しえた内の一点であります。
早雲寺文台裂(そううんじぶんだいぎれ)
箱根の早雲寺什宝に文台と硯箱があり、これは、室町時代の古典学・連歌の第一人者である宗祇の愛用品であったものです。この裂地の原品は、その文台と硯箱にはりつけてあるもので、地場を銀箔で埋め、緑・海老茶・うす紅色等の色糸で撫子風の草花を蔓唐草に構成して織り出した、銀襴の裂地です。
この裂地のもつ渋さと豪華さの絶妙な調和をそこなわず、現代的工夫を加味して織り出しました。
菊もみ(きくもみ)
本阿弥光悦は、日本の文化が最も豪華に花咲いた桃山時代に於ける、美術工芸の独創的な天才であり、あらゆる分野の芸術に新しい局面を開いています。
その中の一つ、京都鷹ヶ峰の光悦寺にある彼の紙の芸術に、「大菊もみ」というもみ紙があります。その文様の華麗を、抽象的・立体的に捉えて織物にうつしたものが、此の裂地であります。


























