*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
【セット内容】
・本袋帯「彩絵花卉文」地色:黒
・パーティバッグ「柄:菊もみ(黒金)」W22.0×H15.0×D5.0cm
・皮裏名刺入れ「柄:葡萄唐草文錦(小紺)」:W11.0×H7.5㎝
・ミニ巾着「柄:欧鳥繍華文(金茶)」 W16.0×H13.0cm
・テーブルセンター「柄:獅噛文長斑錦)」 W30.0×H60.0㎝
【帯について】
・帯のお仕立て(芯入れ仕立て)をしてからの発送となります。
・お仕立て選択より、関東仕立て/関西仕立てのご選択をお願い致します。
文様説明
欧鳥繍華錦(おうちょうしゅうかきん)
東洋と西洋の文化が入り交じり、今なお刺繍文化が色濃く根付く地ハンガリー。日常の中で親から子へと伝えられる刺繍は、生活に潤いを与えるものでした。
この文様は、その刺繍に見られる鶏や星形をリズミカルに配し、文様構成しました。
二羽の鳥が対になっている様は、愛情を表現し、幸福のシンボルとして、嫁入り道具等に用いられました。
素朴で、手仕事のぬくもりが伝わる刺繍の趣を経錦にて織り成しました。
獅噛文長斑錦(しかみもんちょうはんきん)
原品は、奈良時代の錦裂の中でも文様系統を異にする錦で、獅子が口をひらいた如く見えるため獅噛の名称がつけられたと思われます。
赤、緑、縹、紫、等で縦縞を出し、横に並ぶ獅噛文を幾段にもあらわした経錦です。また織物の地色に二色または数色を縦に用い、縞目を織出すのを長斑といい、この錦はそれにあたります。異色の文様をもつ錦の一つといえましょう。
菊もみ(きくもみ)
本阿弥光悦は、日本の文化が最も豪華に花咲いた桃山時代に於ける、美術工芸の独創的な天才であり、あらゆる分野の芸術に新しい局面を開いています。
その中の一つ、京都鷹ヶ峰の光悦寺にある彼の紙の芸術に、「大菊もみ」というもみ紙があります。その文様の華麗を、抽象的・立体的に捉えて織物にうつしたものが、此の裂地であります。
葡萄唐草文錦(ぶどうからくさもんにしき)
原品は、地を紫、文様を黄であらわす二色の緯錦です。
文様は、四方に尖頭を出す複合四弁の唐花を中央におき、その周囲に八花形に蔓をめぐらし、蔓の先には葉、果実、捲き蔓をおのおのシンメトリックに配しています。蔓はまことに見事な孤線を描き、複雑な構造ながら美しくまとまって、葡萄唐草の意匠に対する高度な図案化がうかがわれます。正倉院宝庫に数多く在る葡萄唐草文様のうちで、最も優美な感を与える作品は、この錦でありましょう。

























