*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
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商品説明
【セット内容】
・本袋帯「色絵香梅錦」地色:白×地箔
・フォーマルバッグ「柄:ゴールドメロン」W19.5×H15.0×D4.5㎝
・皮裏名刺入れ「柄:糸屋輪宝手(小ローズ)」:W11.0×H7.5㎝
・ミニ巾着「柄:アンテミオンと猪」 W16.0×H13.0cm
・テーブルセンター「柄:円文白虎朱雀錦(小茶)」 W30.0×H60.0㎝
【帯について】
・帯のお仕立て(芯入れ仕立て)をしてからの発送となります。
・お仕立て選択より、関東仕立て/関西仕立てのご選択をお願い致します。
文様説明
アンテミオンと猪(あんてみおんといのしし)
紀元前四百六十年頃に古代ギリシアで使用されていた壺の文様に範を求めました。 クラテルと呼ばれるその壺は当時、饗宴の際にワインを水で割るために用いられました。
そのクラテルに描かれていたアンテミオンと呼ばれる装飾文様は、忍冬やロータスなどをモチーフにした放射状植物文様を指し、壺絵だけでなく、神殿の石彫などにも好んで用いられました。
発展の絶頂に達したギリシア・クラシック美術に思いを馳せ、流れるようなアンテミオン文様のなかに古代神話に登場する猪を配し経錦として織り成しました。
ゴールドメロン(ごーるどめろん)
自然の恵みが育む果樹などの表皮は、豊かにしてさまざまな表情をあらわし、創作の美をあたえてくれます。
この文様は人間の感性からは生まれないメロンの表皮に範を求め、美しく精成された文様美に創意を加え雅趣ある錦として織り成したものです。
円文白虎朱雀錦(えんもんびゃっこすざくにしき)
ササン朝ペルシャ式の円文に囲まれた白色の動物は、四神文の一つである白虎で、赤い鳥は同じく四神文の一つの朱雀です。白虎は西方の守護神で、朱雀は南方の守護神であると中国古代では信じられていました。原品は法隆寺伝来の錦で飛鳥時代の作品であり、周囲の唐草も当時の典型的な文様といえます。本品は、この原品に少しの変化を求めて、現代版に織り出した作品であります。
糸屋輪宝手(いとやりんぽうて)
名物裂の中にあって、糸屋金襴は、風通組織で織られた数少ない例の一つで、表と裏の別々の織物が枡形に組合わされて自然とこの様な面白い地文を構成しています。
この裂の名称は、室町時代に堺の豪商絲屋に所蔵されていたことに由来し、また中央に輪宝形の上紋があるため、糸屋輪宝裂と呼ばれて、茶人の間に珍重されて来ました。本品は原品の正確な縮小で、配色や素材を現代化したものであります。

















