*裁断の都合で表示画像と異なる柄どりになる可能性があります。
詳細情報
お客様レビュー
商品説明
【セット内容】
・本袋帯「漆果吉辰文」地色:緑
・ボックス型トートバッグ「柄:獅子狩文錦(小赤)」W30.0×H30.0(持ち手含む)×D11.0cm
・帯締め「柄:唐花雙鳥長斑錦/茶×白茶」長さ約160㎝
・皮裏名刺「柄:獅子狩文錦(小赤)W11.0×H7.5㎝
・ミニ巾着「柄:瑞花唐草文錦(紺)」 W16.0×H13.0cm
・テーブルセンター「柄:鴛鴦唐草文錦(中)」 W30.0×H60.0㎝
【帯について】
・帯のお仕立て(芯入れ仕立て)をしてからの発送となります。
・お仕立て選択より、関東仕立て/関西仕立てのご選択をお願い致します。
文様説明
唐花雙鳥長斑錦(からはなそうちょうちょうはんきん)
織物の地色を、二色または数色を縦に区画して縞目に表わすのを長斑といい、錦でこの配色のものを長斑錦とよんでいます。原品は正倉院御物の御軾裂ですが、それに些か構図に新しい工夫をこらし、金銀糸も配して経錦の織法で織りあげた作品であります。
獅子狩文錦(ししかりもんにしき)
法隆寺に伝わる国宝「獅子狩文様錦」は「四天王紋旗錦」とも呼ばれています。ササン朝ペルシャの典型的文様構成である、連璧円文内に中央の花樹を境とした左右対称の構図をもち、ペルシャ風の四人の騎士が有翼の駿馬を御し、飛びかゝる獅子を射ようとする活動的な文様で、いわゆる狩猟文様と称される図形です。本品は、その獅子狩文様錦の変形で、花樹を除き、ペルシャ騎士を一人にし、獅子を一頭にして、円文の四隅には華麗な華文を配し、新しい構図により経錦の織法で織り出したものであります。
瑞花唐草文錦(ずいかからくさもんにしき)
平胡籙は矢を納める容器で、方立という箱部分に鏃を差して矢配櫛板で押さえました。大治六年(一一三一)直前に製作され、若宮神社の御創建時に奉納された平胡籙の矢配櫛板には、小花の瑞花をつなぐ優美な唐草文の錦が貼られており、製作年代の確かな日本製の錦として大変貴重なものです。
原品は縹と刈安の配色ですが、色合いを変え経錦の織技にて織り成したものです。
(出展:国宝 平胡籙 矢配櫛板 平安時代)
鴛鴦唐草文錦(おしどりからくさもんにしき)
原本の錦裂は、大幡の突端の装飾として花形にたたれて用いられた緯錦であり、波行する唐草の円輪と、その中に蓮花座上に花茎をくわえて向い合う二羽の鴛鴦が、織り出されています。
地には赤の、唐草には緑・藍・黄・白・赤の彩緯を用い、輪郭を藍で括っています。鴛鴦は頭部が緑・白・藍・黄、胸が緑・白・藍・紫、尾羽が緑・白・藍・紫・黄、腹部が浅緑で、多彩華麗な錦であります。
文様構成の見事さ、美しい配色と織技の精巧さは、正倉院宝庫にある数多い錦裂の中でも優秀なる作品といえましょう。
本品は、原品の華麗さをそのままに、織法を経錦にかえて織り出したものであります。


























